ゆっくりと
進む私たち
それからも何度かデートを重ねた
ある日
「今日はHotelに行こう」と直接的に誘われた
えっ⁈そんなことを
こんなにもカラッと自然体で誘うの?
動揺を隠せなかった
そんなこと、、出来ないよ、、この場に及んでも
踏ん切りがつかない私
「やっぱり、、、行けないよ」
「どうしても、さあーちゃんがほしい」
彼は覚悟を決め真剣な眼差し
彼に手を差し出され
トボトボと一緒にあるきだす
恋愛が久しぶりすぎて何が正解なのか
わからない、、。
遅かれ早かれこうなると
わかっていたのに
自信のなさ、罪悪感、触れあいたい、でも
やっぱりできない‼︎‼︎
複雑に感情が絡み合う
ベッドに並んで横に座る
優しくキスをされ
ゆっくりと押し倒される
頭を撫でられ恥ずかしい程に見つめられる
せめて暗くしてほしいとお願いする
彼曰く
この時の私は随分とジタバタしていたらしい
そりゃそうだ💦
レス歴10何年、、年数すらよく覚えておらず
正真正銘のセカンドバージンだったのだから
背中はぐっしょりと湿り
彼に全身を見られるのも恥ずかしくて
しがみついていた
彼は、、とてもとても大切に
扱ってくれるものだから
おそらく結構な時間が経っていたと思われる
「もう好きにして」と囁くと
彼は我慢しきれずに私の中に入ってきた
1人家路を辿りながら
下腹部には重みが残っていた
と同時に
何とも言えない安心感と充足感に
満たされていた
あー
やっとやっと彼と一つになれたんだ
お読みいただき
ありがとうございます
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